火山の形(ハイレベル)

火山の形とマグマの粘り‼

火山の形には、平たい山、普通の山、盛り上がった山の3種類がある。それぞれ、盾状火山、成層火山、溶岩ドームとよばれている。今回は「火山の形とマグマの粘り」の関係を調べるため模型実験を行った。マグマの粘りけが大きいと出てきたマグマは上の方にたまって流れてこないので、盛り上がった山(溶岩ドーム)になる。逆に、マグマの粘りが小さいと出てきたマグマは流れてしまい、平たい山(盾状火山)になる。これらを確かめるため、火山の模型の中で水と石こう(硫酸カルシュウム)と重曹を反応させて炭酸ガスによる発泡を起こさせた。この時、マグマの粘りが大きい場合は石こうを多く水を少なくし、マグマの粘りが小さい場合は石こうを少なく水を多くして、それぞれの噴出(噴火)の様子を比べた。
結果は、写真の様にマグマの粘りが大きい場合は「溶岩ドーム」の形になり、マグマの粘りが小さい場合は「楯状火山」の形になった。