夏休みの企画実験(昆虫食)!

夏休みの企画実験「昆虫食を学び試す」を行いました!

 
2013年、国際連合食糧農業機関(FAO)から将来の世界人口増加による食糧危機の解決手段として、昆虫食をすすめる報告書が発表されました。これにより昆虫食への関心が高まりつつあります。

そこで、夏休みの企画実験のテーマに「昆虫食を学び試す」を取り上げました。
弊塾の受講生から参加者を募集し実施しました。昆虫食は、ネットでおいしいと評判でHACCPの認可を受けた工場で衛生的に管理された商品を選びました(①~③)。
①「コオロギさんのあられ」食用コオロギパウダーともち米などを使用
②「食べられる昆虫シリーズ ミックスバグ」コオロギ、コオロギ幼虫、ヤシオサゾウムシ幼虫(サゴワーム)、カイコ、バッタなどのノンフライ製法
③「そのまま食べれる昆虫食フタホシコオロギ」フタホシコオロギ
参加者の子供達に最も評判がよかったのが①でした。②は子供達の評価は今ひとつでした。③は見た目は悪いがおいしいと好評価でした。

昆虫食は、同じ重量の食肉を生産するのに比べて、飼料や水、土地が少なくてすむ、温室効果ガスの排出量が少ない、栄養価が高い、成長が速いので効率よく生産できるなどの特徴があります。また、昆虫食は栄養豊富で安全性が高く、高たんぱく・低脂肪としても知られています。

参加した子供達は、昆虫食が高タンパク質で栄養価が高いことや、飼育に必要な資源が少なく環境にやさしいことから、飢餓の問題と気候変動への解決策としてSDGsに貢献すると期待されていることを学びました。