植物の茎の断面(スタンダード)

セイタカアワダチソウの道管と師管‼

双子葉類であるセイタカアワダチソウの茎の切片(生物の組織の一部を薄く切ったもの)を顕微鏡で見ると、沢山の管が観察されます。内側の管は道管といい、根から吸った水を運ぶための管です。この実験では、食紅を5日間吸わせたので赤く染まっています。外側の管は師管といい、葉で光合成により作られた養分(デンプン)を運ぶための管です。
茎に力を加えてつぶすと、養分と水分を貯蔵をしている髄から水分が沢山出てきました。
また、セイタカアワダチソウの茎にセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ(全身が赤色で、脚や触角は黒い)が密生していました。