塩化アンモニウムの結晶(ハイレベル)
試験管の中で結晶が上下動‼
塩化アンモニウムは、温度による溶解度の差が大きく沸騰水では100gの水に77gも溶けますが、20℃まで冷やすと37gに溶解度が低下します。したがって、温度が低くなると塩化アンモニウムが溶けていられなくなり、結晶として析出してきます。また、塩化アンモニウムの結晶が析出する時に熱が発生し、上向きの対流が起こり結晶が上昇していきます。結晶が大きくなと下降し始めます。こうして、試験管の中で結晶の上下動が見られるようになります。まるで、雪が降っているようでとてもきれいです。